締めはシングアロング -クリスマスオラトリオ-




つい先日までツアーでクリスマスオラトリオの合唱を歌っていたところですが、今日はソロを歌わせていただきました。

シング・アロングと言って、アマチュアで合唱を歌っている方がわんさか集まってみんなで歌いましょう、というコンサートというかイベントですね。シュトゥットガルトから南へ40kmほどのここロイトリンゲンという街では毎年最後の週末に開催され、僕はここでソロを務めさせていただいて年を締めるのが5年前からの恒例です。毎年参加者が顕著に増えていて、まもなく聖堂が溢れ返ります。来年大丈夫かな。


(写真は僕が歌っていたところからの景色です。絶景。)

先週までツアーで、若くてパワフルなユリアン・プレガルディエン、個性的な音楽表現を持ち合わせたゲオルク・ポップルッツという全く性格の異なる2人のエヴァンゲリストの後ろで合唱を歌わせてもらいました。彼らから様々なインスピレーションを受けた直後の今回のエヴァンゲリスト。やはり昨年までと全然違う!昨年までも自分なりにたくさん勉強して準備して本番に望んでいたつもりですが、やはり質の高いクリスマスオラトリオを生で何度も聞き、何度も歌った直後だと、自分の中からも「ここはもっとこう歌いたい、こんな音色で行きたい、こう表現したい!」という考えがとめどなく湧き上がります。更に300人超の合唱大好きな方々から濃密なパワーを真正面から浴び、今年はすこぶるハッピーな気分で任務を務め終えました。おかげさまで今年は心置きなく年を越せます。(これまでに、不満足な出来で終えてしまったこともあるもので。) 

このブログを読んで下さっている皆さんにも、どうぞ輝かしく希望に満ちた新年が待っていますように。来年もこのブログを何卒贔屓によろしくお願い申し上げます。

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